かっぱと乳母車 〜これってジェネレーションギャップですか?〜

これはいわゆる、ジェネレーションギャップというものなのでしょうか?

先日、こんなことがございました。

自転車で外出中、急に雨が降り出したので、ちょうど近くにあった100均に立ち寄ったときのことです。

ほしいものは、もちろんカッパ。

自転車なので、傘はさせませんからね。

それでね、かわいらしい高校生くらいのバイトの女の子に尋ねたんですよ、

「あの、カッパってどこにありますか?」って。

そしたらその子どうしたと思います?

数秒間の沈黙ののち、

「あっ、レインコートのことですね。レインコートは、こちらになります」って!

 

ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇー!

 

カッパって若い子には通じにくいの??

それともこの子だけが知らないってこと??

・・・それとも、”かっぱ”は、もはや死語と化したのでしょうか!?

言葉が通じない焦りとともに、心なしか恥ずかしさを感じてしまった私。

しかも、あの子、2回「レインコート」と言ったんですよ?

「おばさん、現代では、かっぱはレインコートっていうんだよ』

て、丁寧に訂正されたような気に陥りました。

たった10数年で世界はこんなにも変わるのでしょうか。

そういえば、他にもこんなことあったなと、ふと姪っ子との会話を思い出したんです。

もうすぐ6歳になる姪っ子。

女子力で比較したら、もうすでにわたし以上の女です。

話せば丁寧な言葉遣い、着ている服は彼女が自分でセレクトした、しゃれおつファッション。

「好きなものは?」と聞いてみれば、それはそれはThe女子☆という類のもの。

彼女の今後の成長が楽しみです。

それはさておき、こないだ一緒に外出した時、かわいい赤ちゃんを見かけたんです。

そこで、姪っ子ちゃんに、

「姪っ子ちゃん、あなたもこんなにちっちゃくて、乳母車に乗ってた時があったんだよ~」って話しかけました。

そしたら、なんて言ったと思います?

「だけこちゃん、なに言ってるの~。乳母車ってなに~?ベビーカーだよ~。」

と言いながら、ケタケタ笑ったんです。

ダンナちゃんとの会話でもふつーに使っていた乳母車。

漢字で書くと、乳母の車。。。

・・・たしかに現代に似つかわしくない言葉だ。

それに言葉の響きもかなり重い。。。うばぐるま。

「そもそも”乳母”っていつの時代やねん!」って自分でツッコんでしまいました。

今後、自分に赤ちゃんが生まれて、乳母車を買う時、

「あの、おすすめの乳母車はどれでしょうか?」

とか、絶対聞かないようにしようと心に誓った日となりました。