私は声を大にして言いたい!「乳がん検診を受けるならば、はじめから”乳腺クリニック”で」と。
最近私に起こった話をちょっと長いけど、聞いてください!!
女性の皆様、乳がん検診を受けたことってありますか?
私は、新卒で入社した会社が受診をほぼ義務化していたこともあり、ありがたいことに23歳から毎年受けています。
まあ受けていると言っても、乳房エコーだけなんですけどね。
マンモグラフィーは「乳が潰れて痛い!」という先入観しかなくて受けたくもなかったし、
乳腺が発達している20、30代はマンモよりもエコーの方が良いと聞いていたので、とりあえずエコーだけを毎年受診していました。
そして、今年8月のお盆前、毎年通り乳房エコーを受けたんです!
女性の検査技師さんだったのですが、右乳の一箇所だけずーーーーーっと5分間くらい調べてくるわけですよ。
まじでビビりません???
しかも、エコーの機械のボタンを押しまくって、ピピピピ・・・って気になる箇所を拡大したり?してとにかく、よーーーーーく見てるんです。
そして思わず、「・・・あの、何か異常でもありますか?」と蚊の鳴くような声が口から漏れてしまったんです。
そしたら、さらっと一言、「えー、ここでは何にも言えないんでね。」。
でもまだ右乳の一箇所だけエコーしてるし、絶対異常でしょ?異常じゃなかったとしても、他と何かがおかしいんですよね?とツッコミたくなる気持ちを
心の底にグッと押さえつけ、エコー検査が終わりました。
楽しいことがいっぱいあったお盆休み。
それなのに・・・それなのに、脳裏に「精密検査」の4字が映る瞬間が多く、正直心から楽しめたかというとそうでもなかった。
そして、お盆休み明けの木曜日、ある意味待ちに待った結果が届いたんです。
早く知りたすぎて、手でビリっと破いた途端、「乳房 要医療」の文字が目に飛び込んできたんです!
ある意味、「キターーーーーーーーーーーーーーーーー」ですよね・・・。
でも、「要医療」って?????
早速、現代人の悪いクセ。すぐにヤホーさんに聞きたくなっちゃうんですよね。
聞いてみると、以下の絶望的な意味ばかり。。。
例1)異常が認められます。直ちに専門の医療機関を受診してください。
例2)すぐに専門機関での治療が必要です。直ちに専門の医療機関を受診してください。
・・・すでに乳がん宣告された気分になりました。
しばらくは誰ともしゃべりたくなくて、ずっとヤホーさんに質問ばかりしていました。
でもね、結局調べても、励ましの言葉なんて出てこやしないんですよ。
どうしようもなくなって、乳房エコーの精密検査をして、問題なかった友人に相談したんです。
そしたら、「その場でエコーとマンモの結果が出る病院があるけん!来れる?」とのこと。
「今日でも明日でも行く!」と言うと、明日なら予約を取れるとのこと。
しかも、万が一その場でさらなる精密検査(細胞診とか)が必要な時はその翌日にやってくれるとのこと!
何を隠そう、その友人、医療関係のお仕事をしているので、コネクションがあるのです!
心からの感謝の思いで当日を迎えると、なんとその友人も来てくれたんです・・・!
なんて優しい子~~~~~~!!!ほんとありがとう!!
まずは院長との問診で、健康診断の結果を見せ、とりあえずマンモとエコー。
初マンモだったけど、全く痛くなくて拍子抜けしてしまうくらい。
その後のエコーは色々気になっちゃうから、私の意識がないときにやって欲しいと思うほどだった。
結局また同じ箇所ばかり見られてる。。。もうやっぱり本当に異常なのかなとばかり考えてしまう。
その後の院長からの結果告知までの時間はえぐかったなーーーーー。
診察室が空いた途端、「dakecoさん、全然大丈夫でしたよ~」との声が!!!!
今まで生きている中で、何度かしか味わったことがないような感情が混み上がり、泣きそうになるくらい安心した!!
いわゆる、乳腺繊維種という良性乳腺腫瘍の一つとのこと。
院長曰く、エコーをする機械の性能の差によって見え方が全く違うのこと。
今回受診したクリニックでは最新の医療機器を扱っており、しこりといわれる部分の硬さと血流の流れ込み具合が鮮明に見えるとのこと。
明らかに他の乳房組織と比べて固い=要精密検査となるとのこと。
さらに、血流の流れ込み具合とは何か?ガンである場合、血流などから栄養素をとって成長するらしく、しこりの部分に血流が流れ込んでいるよう。
私の場合、硬さも血流も問題なかったので、異常なしとなったけど、結果を聞くまではまさに生き地獄そのものでした。
もちろん、健康診断などを行う専門のクリニックや医療センターなどで乳がん検診を受けることがいけないわけではないと思いますが、
今回の件を通して、私は、毎年乳腺クリニック(最先端の設備がある)で受診しようと思いました。
それに万が一、乳がんだったとしたら、絶対早くわかったほうがいい。
結局、専門の医療機関を受診した方が安心なのかなと思った出来事でした。